子供の出生届け (母の話)


(母の実家・後月郡西江原村)賀山の兄は大正5年の12月の初めの生まれじゃが次の年に生まれたことにして届けた。

その年おじいさんとおばあさんが結婚していて、その同じ年に生まれたいうのが(届を遅らせた)原因みたいじゃった。


一ヶ月、二ヶ月違う届出はようあった。

要因は同じ年に生まれて同級。
    三月頃生まれて前に持ってくるか、後の学年にするか親の都合。
    誕生日を正月にするとか、めんどくさいのでよくわかる日(1・5・10・15・20・25・30)にするとか。



その頃はそんなもんじゃったが、
近所の△△ばあさんは「自分の生まれた年はわからん。」ゆうてようた。そういう人が多かった。


(その一世代前、明治の10〜20年代は、1〜2ヶ月でなくて)1〜2年の違いか、それ以上じゃった。ようだ。




2001年4月8日