神辺をでてから役場へ勤めょうた。役場へ行き行き本を読んで勉強しょうた。
(茂平の)兵さんが「すぐ使ぅちゃらあ。」
月給も役場より10円多い。
兵さんは井笠地区の”おんたい”をしょうた。
兵さんが「勉強すりゃぁ(県技士の資格は)じき取れる。」いわれ、それで、そうなんかのう思うた。
ちょこちょこと晩に本を読んで頭に入りょうた。
なかなか通らんのじゃ!
おじいちゃんは基礎的なのを習おとったが、年をとって受けるんが多い。年齢をとったものは基本がわからんので、皆スベル。
おじいちゃんはみ易くとおった。
通ったら(合格したら)役場の人が「偉うなって県へ行け。」言われて、城見村役場を辞めて県の職員になった。それで大江へ行くようになった。
2002年6月2日