新町にある「加寿美座」はなんとかが来る言うて、ようはやとった。 大けぇのは井原のほうじゃったが。 そのころの娯楽 加寿美座 ふるさと読本「にしえばら」より 加寿美座は大正14年から昭和37年まで興業を続け、近隣の村々から数すくない娯楽を求める人々でにぎわいました。 加寿美座での上演は、演劇、浪曲、映画、手品、サーカス(軽業)などで、最もにぎわっていたのは昭和二十年代でした。 特に昭和21年の小唄勝太郎、大江美智子一座、昭和27年の松旭斎天勝、栗島すみ子などの有名芸能人の実演には交通整理が行われたほどでした。 |
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2001年1月2日