長男は跡取として農業することが決まっていたが。次男三男はどうしていたか?
農家の分家をするほど、茂平に土地はないが?
勤め人になりょうた。
農家に養子に行く。
町へ勤めに行く。それで自分で(商売を)やるようになる。
分家をするのは、しても田地(でんじ)は屋敷をやるくれいじゃ。やられんじゃろう。(そこまでの余裕の農地はない)
ウチらんでも本家から分家したのはこの屋敷だけ。(明治後期に分家した)
(家の)前もうしろもよその土地。
ほれで前は本家のじゃけいぃよっさんに言ぅてもろうた。(買った)「ほんなら売ってやらぁ。」言うので金を出して売ってもろうた。
2002年3月31日