2025年3月8日    土曜日    7:41〜11:54    
福山市鞆町・沼名前神社     
            ”飛天双〇能(ひてんふたわのう)・鞆の浦”






「飛天双〇能・鞆の浦」 リーフレット

西王母(せいおうぼ)


中国の周の時代のこと。
宮殿で祝賀の楽しみにしているところに、一人の若い女が現れます。
女は、手に桃の花が咲いた枝を持っていました。
この花は、三千年に一度だけ咲くという桃で、
帝王の威徳により、時機を得て今咲いたのだと女は言い、この花を帝王に捧ました。

帝王は伝え聞く西王母の庭園の桃かと開いますが、女は答えず「桃花物言わず、
三千年ごとに実るという春に巡り逢った」という古歌を引き帝王の治世を構えます。
その後、女は西王母の化身であると明かし、後で真の姿となって桃の実を捧げましょうと帝王に約束し天に去ります。



王が管弦の催しを聞いて西王母を待っていると、西王母が天女の姿で現れました。
西王母は侍女に待たせていた桃の実を帝王に献上します。
喜びの酒宴が始まり、人も花も酔うなかで、西王母は軽やかに舞を舞い、
御代を寿ながら春風に乗って、孔雀や鳳凰とともに天へ上がり、消えていきました。







次の演目が始まる前に、席を移動しようと思ったら舞台から声が聞こえてきた。


皇帝と臣下が登場する。










天下は大平で、謡も浮世感。









能舞台。

右が「能舞台」

中が「橋掛かり」、歌舞伎の「花道」と似ているが役割が違って、能はあの世とこの世の間。

橋掛かりの前に、「一の松」「二の松」「三の松」がある。大きさが違う。

左が「鏡の間」、控室。




沼名前神社の能舞台は国重要文化財に指定されている。










周の国では皇帝の元、人々は平和を享受していた。










そこへ花を持った女性が登場する。








3.000年に一度咲く花を献上する。そして舞台から消えていく。












次に西王母が登場。








天女のような西王母の舞。

















侍女が桃の花と実を献上する。












ストーリーよりも、平穏な治世や皇帝の威厳を背景にした、春風のような舞い。












舞い終えた西王母は橋掛かりを去っていく。












つづいて皇帝たちも去り、舞台からは囃子の人たちも去って「西王母」は終わる。








”飛天双〇能・鞆の浦”B狂言「福の神」C
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2025年3月11日