2023年11月26日 日曜日 9:22〜13:24 | ||
井原市青野町・葡萄浪漫館 | ||
2023あたごっち収穫感謝祭 |
国譲り
国譲りの掛け合い
国譲りの掛け合い
大国主の命が休息しているところへ、両神が出てきて、国ゆずりの掛け合いになる。
まず、両者名乗り合い、両神が高天原から天照大神の神勅を奉じて、天降ってきたしだいを述べ、
瓊々杵の命(ににぎのみこと)のために、この国を譲られるように要請する。
大国主の命は、両神の労をねぎらいつつも、 今しばらくの猶予を願う。押し問答となり、
譲れ譲らぬで、掛け合いは長々と続く。
談判結着はむずかしいと見た両神は、
「天命を奉する勅使の任務として、は、もはや一刻も猶予相成り申さず。我が帯する剣をもってやすやすと退治申さん。」
売りことばに買いことば。大国主の命も負けず「われも八千矛の神となり、立ち向い申さんぞや。」
両者「しかればいざ。」
と立ち向い合う。
稲脊脛の命(いなせはぎのみこと)
あわや大乱闘になりそうな時、稲脊脛の命が
割って入り、大国主の命を幕内へ入れる。
稲脊脛「待った待った、しばらく休戦。」
こっけいないでたちに、こっけいなしぐさ、 でたらめなことをぽんぽんと言いながら、
両神の身元や、乱闘のしだいなどを尋問するが、両神は黙して語らず。
やがてあまりの悪口雑言にたまりかねて、逆襲に転じる。
稲脊「これは失礼千万。さればそれがしの名前を申し述べん。
それがしは天にある時は夷鳥の命、また大国主の命と主従の契りを結びてよりは稲脊脛の命と申すなり。」
両神も身分を明かし、ことのしだいを物語り、国譲りについて助力を求める。
大国主の命再び現われる。
大国「さて、それに見ゆるは稲脊脛の命なるかな。」
稲脊「いかにも、声かけたもうは主人大国主の命にてはましまさんかな。」
今回の一件をどうしたものかと相談すると、
御子事代主(ことしろぬし)の命を招き返し、とくとご相談あるよう進言する。
事代主(ことしろぬし)の命の舞
豪華な衣装で「鯛釣り」の舞。
観客の中に、3歳前後の男の子が舞っている。↑↓。静かな注目を浴びていた。
国譲り(親子相談)
親子で相談し、国譲りは決まった。
親子と両神そろって踊る。
「備中神楽」C鬼退治〜大蛇退治
2023あたごっち収穫感謝祭
2023年11月28日