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2023年1月9日 月曜日 | 笠岡駅 | ![]() |
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笠岡駅 | ||||
福山市丸之内 「備後護国神社」 | 9:56 | 10:10〜14:01 | 14:15 | |||||||
蓮池の横を通って護国神社に来た。
護国神社神門の大絵馬。
昭和54年の奉納だから、44年も前のことだが、神社の絵馬として非常に新しい。
じつは、神門から参道を上らなかった。
境内の数々の記念碑の碑文を見ていたら、もう前に進めなくなった。
碑文には、どの聯隊もみな、幾多の戦歴を誇るものばかりだった。
殉国した人の思いとは、違うと思う。
死んだ人は、
食べるものはなく、
戦う武器もなく、弾薬もなく
医療も薬もなく、
死にたくないが置き去りにされ、
死ぬのがわかっていて戦車に向かって、裸同然で”突撃”を命令された。
♪東洋平和のためならば 何の命が惜しかろう
それは、歌と映画の中にだけある空想。
無念極まりない殉死にたいして、武勲で飾るのは、事実に反し、さらに
隣国からは日本国民の歴史観を疑われる。
すでに国境を接する大国の国是ともいえる、
「日本に対して歴史問題を永遠に言い続けなければならない」
の一つの口実にも利用される。
三蔵稲荷
2023年1月10日