2023年1月19日   木曜日    鴨方駅    倉敷駅    鴨方駅     
倉敷市美観地区  「倉敷考古館」                  9:07    9:26〜12:25    12:42     
               



中橋と、「倉敷考古館」。









倉敷考古館  リーフレット「ぐるっと倉敷」

中橋から見る正面の姿は、倉敷を象徴する風景です。

側面の「張り瓦」も見事です。

館内では吉備(岡山県と広島県東部)地方の遺跡出土品などを展示しています。















では「考古館」に入ります。初めてです。















「おかやま博物館めぐりの旅」 岡山県博物館協議会  2003年発行

倉敷考古館

倉敷考古館は、昭和25年に、倉敷川畔の江戸時代後期に建てられた土蔵造りの蔵を改装して開館しました。

その頃には、まだ数少なかった考古学資料の展示館誕生であったと同時に、
倉敷の古い町並みを博物館の町として保存しようという意図も含まれていました。


展示は、瀬戸内海に面した岡山県一帯を中心にした出土資料で、2万年も前の後期旧石器時代の石器から始まります。
多くの縄文時代貝塚が残り、全国有数の貝塚密集地帯として知られています。

岡山県は弥生式時代の遺跡の宝庫です。
巨大な古墳からの埴輪や鉄の道具の展示品もあります。
年代順に展示している中世の備前焼も注目されています。





旧石器時代の石器。









”日本の旧石器時代”を発見した、岩宿の相澤さん。










新石器(縄文)時代。














弥生時代。

稲作と鉄器使用が始まった。










弥生時代の展示品は多かった。

















考古館二階から見る「料理旅館・鶴形」。





二階から見る鶴形山。










古墳時代。















「倉敷町並物語」  倉敷市都市美協会編  手帖舎 1990年発行


倉敷考古館の草創 昭和25年

倉敷民藝館が昭和23年に創設されると、
そんれに刺激されて翌年の春から、考古館を創ろうという気運が起こった。

それは専門の学者からでなく、一般の考古学愛好者、蒐集者の間からである。

其の後、昭和32年に本館の裏に隣接して別棟の新館が増築された。

無類に堂々とした本館の姿に対して非常に不均衡で弱弱しいものになってしまった。


「倉敷町並物語」  倉敷市都市美協会編  手帖舎 1990年発行











ちょっと惜しいなな・・・・と思ったのが、

発掘等で倉敷考古館が関係していない遺跡は、大半が無視されているいること。


それと、

地図からして吉備をうたいながら、備後はなし、備中の西部も記載されていない。




そのこと以外は、充実した展示品と説明だった。


考古館に限った事でないが、

いくらか知って行く、調べて行かないと

せっかくの「博物館」「美術館」「考古館」等が”猫に小判”になってしまう。(自分のことです)




通常の入館料  400円




「川筋」を歩く
倉敷市「民間文化観光施設無料公開」 期間・令和5年1月16日(月)〜令和5年1月20日(金)


2023年1月21日