2023年1月17日 火曜日 | 鴨方駅 | ![]() |
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倉敷市美観地区 倉敷民藝館 | 9:07 | 9:26〜13:45 | 14:03 | ||||||
倉敷民藝館。
「倉敷町並物語」 倉敷市都市美協会編 手帖舎 1990年発行
安井曾太郎氏
滞在中いつも中橋の上から、運河を中心に両側の美しい民家や白壁の倉庫を眺めて、その美景に感心したのであった。
ことに民藝館の倉庫群は、その石畳とともに、実に立派な絵であると思い、
その付近を歩きながら、倉敷は全く美しい日本固有の町であると思ったのであった。
民藝館は、
「中橋」「倉敷館(観光案内所)」と↑、旧藤岡邸の古民家改造の「倉敷SOLA」↓の間にある。
「倉敷町並物語」 倉敷市都市美協会編 手帖舎 1990年発行
倉敷民藝館の開設
もともと幕府代官の米倉であったが、幾代かの持主が変わって後、奨農土地会社の有となり戦争中から空家になっていた。
適当な改装を加えるなら之は天下無類とういうべき,民藝館に打ってつけの物であった。
この工事は、後の倉敷民家群保存の精神やその実施の強い指針となった。
「おかやま博物館めぐりの旅」 岡山県博物館協議会 2003年発行
倉敷民芸館
白壁に黒い貼瓦が印象的な倉敷民藝館は、 江戸時代後期に建てられた米蔵を利用した建物です。
重伝建地区での古民家再生した最初の事例です。昭和23年に開館しました。
窓からの景色は、写真撮影のスポットとしておすすめです。
倉敷民藝館の設立は、沖縄の芭蕉布の復興と密接な結びつきがあります。
第二次大戦中、航空機の製作所になった倉敷紡績の万寿工場には、沖縄女子挺身隊の方々が勤労奉仕に来ていました。
終戦後、社長の大原總一郎は、倉敷に残った人たちを沖縄文化の担い手となるよう育てたいと考え、途絶えかけた芭蕉布の復興を成し遂げました。
所蔵品は陶磁器、ガラス、織物、染物、木工品、漆器、金工品、など1万点を越えています。
地元岡山の民藝としては、
倉敷ガラスや焼き物、備中和紙、花筵などがあります。
藺草に関する民芸品が多かった。
かつて茶屋町や早島や倉敷や総社、西は笠岡や広島県松永まで、イ草の大産地だった。
イ草は昭和50年頃に、突然のように、あっという間に消えてしまった。
その以前に植えていたであろう綿花や麦も消えている。
イ草畑だった田んぼは一期作または、工場・住宅になった。
茶屋町のイ草製品工場は敷物で培った技術で発展した工場もみられる。
通常の入館料 1.000円
安井曾太郎画伯が「いつも見た」という白壁の町並み。
すこし綺麗にしすぎでは・・?
と感じる人も結構多いように思う。
厚化粧したした”倉敷”の町並み。
でも、ここまで保存してきた住民や行政、それに先人の努力には頭が下がります。
「きび美ミュージアム」
倉敷市「民間文化観光施設無料公開」 期間・令和5年1月16日(月)〜令和5年1月20日(金)
2023年1月21日