2023年1月17日    火曜日    鴨方駅    倉敷駅    鴨方駅     
倉敷市美観地区    「大原美術館」            9:07    9:26〜13:45    14:03     
               






蔵、そして文化   倉敷考古館館長・間壁忠彦

美術館の町

倉敷は、美術館の町である。
昭和5年開館した大原美術館は、開館後20年近く経た第二次世界大戦後には、全国の数多い人々に注目されるようになった。
昭和23年には倉敷民藝館、昭和25年には倉敷考古館も開設され、地方の小都市としては、めずらしく早くから博物館施設のととのった町となったのである。
戦前からあった天文台。
それらは倉敷に文化都市というイメージを与えたのだった。

そのような施設を生み出したのは、市の行政によるものではなく、この町の商人が蓄積した実力を、明治以後には近代産業へと転換することに成功し、
その結実から導きだされたものであった。


「日本の町並み・山陽編」 第一法規出版 昭和57年発行






大原美術館は長蛇の列かも?

と思いながら歩いていた。



前に見える列は、たいして長いものではないと感じ、列に並ぶことにした。






10分ほどして館内に入った。

人生3度目、または4度目の「大原美術館」だった。



大原美術館の前は年間4〜6回くらいは通る。

いつも”前を通る”、または”前から見る”だけの美術館だった。







大原美術館

「おかやま博物館めぐりの旅」 岡山県博物館協議会  2003年発行

大原美術館は昭和5年に事業家・大原孫三郎により、前年に逝去した画家・児島虎次郎の業績を記念して設立された、
西洋美術を中心とするものでは日本で最初の私立美術館です。

孫三郎の援助を受けた虎次郎は渡欧し、そこで画家として制作に励むかたわらで、
孫三郎に作品の収集を進言します。
そして孫三郎の同意を得て、感覚と、西洋絵画を学んだ眼をもって、主に同時代の西洋美術作品を収集しました。

さらには孫三郎の嗣子總一郎はコレクションをさらに充実させるために、
欧米の近・現代美術、日本の近・現代美術、民芸運動に関わった作家たちの作品など収集しました。

さらに、1961年から1970年にかけて分館、工芸館、東洋館を増築しました。






さすがに展示品はよかった。



芸術とか、美術とか、

また、それ以上のものを感じさせてくれた。






(ネットから)



(ネットから)






ちょっと残念だったのが、「本館」以外は工事中で入館できなかったこと。

無料だから文句は言えない。













大原美術館から出た。









前方「大原邸」は少しだけ、待つ人がいる。












午前10時40分頃の川筋。













これは午後1時30分頃の「大原美術館」。

思っていたほどの列ではない。














旧・大原邸は待つ人がいない。



(午後1時29分)








通常の入館料 1.500円 (4/1より2.000円)



「UKIYO-E KURASHIKI/国芳館」
倉敷市「民間文化観光施設無料公開」 期間・令和5年1月16日(月)〜令和5年1月20日(金)


2023年1月18日