2022年7月10日  日曜日   山形県鶴岡市羽黒町手向        出羽神社(三神合祭殿)    
  東京駅    米沢    羽黒山(五重塔・三神合祭殿)        酒田(泊)     
  8:56発    11:04着    14:00~15:42        18:33着     
               



観光バスは「五重塔」から「三神合祭殿」へ向かう。


遠くに見える庄内平野、それに日本海。










三神合祭殿の駐車場に着いた。

「三神合祭殿の周辺には多くのアジサイが咲いていた。









芭蕉の銅像があった。









「奥の細道」には出羽三山の句が五つあり、そうちの三句の碑が横に在った。






すゞしさやほの三日月の羽黒山

雲のみねいくつ崩れて月の山   

かたられぬ湯殿にぬらす袂かな














三神合祭殿の前に建つ鳥居。










三神合祭殿(さんじんごうさいでん)。






(羽黒町観光協会)

出羽三山神社・三神合祭殿


羽黒山頂の中心に建つのが羽黒山、月山、湯殿山の三神をあわせて祀る三神合祭殿です。
周囲には自然の地形に応じて建物が配される山岳寺院特有の景観が広がります。
現在の社殿は江戸時代の文政元年(1818)の再建ですが、
山伏が滞在する長床(ながとこ)など中世にさかのぼる構造を残した貴重な茅葺木造建築物です。
平成12年国の重要文化財に指定されました。







現在、屋根の一部茅葺の工事中。




山形県公式観光サイト「やまがたへの旅」

三神合祭殿
さんじんごうさいでん

日本一の茅葺屋根、出羽三山の神々を祀る


月山・羽黒山・湯殿山の三神を合祭した日本随一の大社殿。
厚さ2.1mの萱葺の屋根、総漆塗の内部など、その全てに迫力があって見ごたえ十分。
本殿は度重なる火災にあったが、現在の社殿は文政元年(1818年)に再建したもの。
前方の鏡池は、神秘の御池として古来より多くの信仰を集め、羽黒信仰の中心でもあった。







鐘楼と梵鐘、

これは目立つ大きさ。







釣鐘が大きければ、当然のように撞木(しゅもく=鐘突き棒)も巨大。








このように三神合祭殿には神様や仏様に関するものが同居している。

明治初期の苦難が思われる。



(羽黒町観光協会)

羽黒山の神仏分離

羽黒山の神仏分離
維新政府は神仏混淆を禁止し、寺院と神社を分離するように命じる神仏判然令を出しました。
神仏習合のお山であった出羽三山もその例にもれず、神仏判然令が伝えられると、
羽黒山は出羽神社と改められました(現在の出羽三山神社)。

神仏習合の廃止、神体に仏像の使用禁止、神社から仏教的要素の払拭、
というコンセプトから、仏像・仏具の破壊、経文を焼く、寺院の廃合、
僧侶の神職への転向などを急激に実施したため、お山は大混乱となりました。

神道化していった羽黒山ですが、手向の300余りの宿坊のうち、
正善院と金剛樹院は仏教寺院として残りました。
こうして羽黒山の聖地は神社と寺の双方に分けられ、羽黒修験の
「秋の峰」も神道側と仏教側それぞれで実地されることになり、現在に至っています。










「平和塔」










水子像。









末社が並ぶ。










取り囲むように咲くアジサイ。













駐車場に戻った。

駐車場のまわりは、神社仏閣から”観光”に一変した雰囲気だった。












鶴岡市
クラブツーリズム 『出羽三山と秘境・鳥海の絶景3日間』



2022年7月22日