2022年11月6日    日曜日   中央町    走出    神辺   
福山市神辺町三日市通り    9:53〜10:32   11:09〜11:53   12:35〜13:35   
           「神辺本陣動く江戸空間」    



「わきえー、わきえー」(脇へ脇へ)

大名行列がはじまった。














陣笠や菅笠。

蹴槍をふりふり、ゆっくりと前進。












蹴槍、火縄銃、弓を持っての行列。(女生徒もお侍役で参加)












当日いただいた資料によると、


黒田家の通行(万延2年)

総共連人数 580人

本陣 54人

町屋 528人(86軒に分宿)









大店以外に、街道沿いの民家の大半が宿を提供していることになる。


近郊の農家は馬や人力を提供し、

行列の人たちも、毎日(雨の日も風の日も)遅れることなく40〜50キロを歩く。

双方たいへんな作業。



小説にでてくる“弥次さん喜多さん”の旅は、楽しそうだが、

お仕事の行列は苦労が多いということか。












本陣の前まで来た。














本陣・正門まえ。














お殿様の籠が本陣にはいる。











中国新聞によると、この行事は第一回で


「地域の歴史に興味を持ち、子ども同士の交流を深めてもらおうと、

本陣の保存活動に取り組む菅波教育振興財団が昨年から企画。

新型コロナウイルスの影響で延期となり、ことしが初開催となった」
そうだ。







立派な企画であり、

生徒たちの自作や学習、

先生の指導等、

取り組む熱心さが伝わってきた。






大観衆ではなかったが、

それなりに多くの人たちが温かい目で見つめていた「大名行列」だった。









天別豊姫神社の大イチョウは色づいているかな?








残念ながら、まだ先。

10日程先のようだ。









鴨方の銀杏



2022年11月10日