2022年11月6日    日曜日   中央町    走出    神辺   
福山市神辺町三日市通り    9:53〜10:32   11:09〜11:53   12:35〜13:35   
           「神辺本陣動く江戸空間」    


江戸時代が始まるまで、京都と大宰府を結ぶ道は現代風に言えば”国道1号線”であったが、

江戸時代になると1号線(江戸〜大坂)から2号線に格下げどころか

五街道(国道1号〜5号線)からも外れてしまった。


大坂から西国への道は海の道だったから。






それでも何割かの大名は陸路を大名行列したので、

現在でも本陣や本陣跡が残っている。



神辺宿には本陣が二つあったそうだが、一つの本陣が現存している。

それが三日市「西本陣菅波家」。










今日は午後1時から大名行列がある。

30分前に本陣に着くと、菅波家の裏で行列のリハーサルを行っていた。











神辺高校・神辺西中学校・神辺小学校の生徒・児童、約60人による大名行列。

先生も生徒も大名行列らしく緊張感がある、ピリピリ。















本陣横から見る神辺城跡。

福山城を築いた水野勝成公は、城だけでなく街道も移転する力はあったと思うが無視したのだろう。












大名行列開始15分前の、本陣の前。

まだ人影は少ない。









今日のイベントは「地域の小中高生による 神辺本陣 動く江戸空間」で、

黒田家大名行列

論語の素読

茶会

本陣ガイド

交流喫茶(小学生と大人の交流)

という内容で、

福山市の「福山城築城400年記念事業実行委員会」の後援を受けている。











本陣前に人が集まりだした。

















ちょっとだけガイドさんにお世話になろう。

本陣にはいる。





神辺高校の生徒さんから邸内の説明を5分ほど受けた。











今日の「大名行列」は三日市通りを、

広銀前〜本陣の間を約20分かけて行列する。


午後1時からと、3時からの2度行う。













広銀前に行く。








草鞋をはいた高校生。

高校生が学校で自ら作ったもの。









大名駕籠も手製、なかなか力作。

(行列の際は殿様は乗らず無人だった)











さあ、午後1時になった。

これから福岡黒田藩の大名行列がはじまる。






通りから、路地から、東西から、南北から、

あっという間に大名行列を見ようとする人たちが増えた。

三日市通りの車の通行は遮断された。




「神辺本陣動く江戸空間」A



2022年11月10日