2020年5月30日   土曜日  10:08〜11:53
井原市芳井町吉井    芳井体育館・ニコニコてっぺんパーク(寿の森公園)


ここが「芳井体育館」で休館中。

6月1日からの開館が決まっている。














ではニコニコてっぺんパークに登ります。





ここ↓が登山口。

もっとも登山という程の標高はない。












車は進入禁止。

人も禁止かな(がけ崩れ等で)と思ったが、何もなかった。














山頂に着いた。















ハートの電飾があった。










その近くに愛の鐘があった。

せっかくだから一回鐘を撞いた。











小鳥の巣箱もあった。













てっぺんパークからの眺めを楽しもう。



北を見る、芳井町吉井の田園風景。

右の小山が正霊山城跡の山。












西を見る。

”クセの強い男”、お笑い芸人・千鳥ノブの故郷芳井町坂本。








山頂には桜が多く、フラットで公園整備がされてある。

花見にはいい場所。




そして山を下り体育館までおりた。








この芳井体育館の場所は、もともと学校用地だった。


芳井青年学校→芳井中学校、

井原実業→精研高校、その他の学校があった文教地区。


芳井中は現在の場所に移転し、精研高校は井原に統合された。

現在、学校用地は福山のゴム会社に半分売却されている。






体育館横には記念碑が並ぶ。



満洲開拓団の碑。










忠魂碑。












この人は?








前から見ても後ろか見ても人名や功労が刻まれてなかった。



この像の人は芳井町の人ならだれ一人、知らない人がいないだろう・・・と、

そして、問えば即答されるだろうとゲートボールの人に↓尋ねた。






すると予想に反して誰一人知る人がいなかった 

こうゆうことがあるんだな。










この人物が気になり、図書館で何冊が調べたが、それらしい人物がなかった。

井原市役所にメールで問い合わせたら、10日後に返信があった。


それには、「二宮尊徳」の可能性が高いと。

市役所の方が多方面に渡り調べたが、答えは不明。おそらく、たぶん・・・・尊徳であろうというメールだった。


(えいちゃんも、二宮尊徳を思い浮かべネット検索したら、
そのすべての絵画や像が、袴でなく”脚絆”姿だった。それで候補から外した)







山陽新聞 2020年6月24日


「滴一滴」に、こうゆう文面があった。

「歴史的人物の石像や銅像は、その記憶を大勢で共有し、次代につなぐために公共空間へ設置されるものだ」


芳井町の中心地に建つ、この像は何一つ、市民にも町民にも共有できていない、世にも稀な像に違いない。








尾坂



2020年6月1日 
追記・2020年6月26日