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2020年10月27日 火曜日 鳥取県東伯郡琴浦町光 ”光の鏝絵” | ||||||||||||||
鬼女台 | ![]() |
木谷沢 | ![]() |
鍵掛峠 | ![]() |
桝水 | ![]() |
大山寺 | ![]() |
光 | ![]() |
所子 | ![]() |
皆生![]() |
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9:30 | 10:10頃 | 10:30 | 10:50頃 | 11:20頃 | 13:00頃 | 15:20頃 | 15:45着 | ||||||||
鳥取県にある光(みつ)という地区は、村中に鏝絵の家があるそうだ。
「日本の町並み集落1300」 川村善之著
琴浦町赤崎光
大山麓の赤碕、その農村部の一角に光集落がある。
ほぼ全戸に蔵、それらになまこ壁があり、土扉や側壁部に見事な鏝絵がある。
行ってみよう、鏝絵の光へ。
しかし、「光」の近くまでは行っても、それらしい集落は無く諦めかけた時に「鏝絵の里」があった。
やれやれ。
大きな看板と、数台分の駐車場があった。
駐車場から出ると、いきなり鏝絵の家が始まった。
家といい、蔵といい、
鏝絵が目に入ってきた。
これはすごい!
妻壁や入口の戸舞に鏝絵の飾り。
或る本によれば、
「これらの鏝絵の大半は、光村に住む左官吉田定一(明治33年〜昭和60年)が描いたものである。
定一は独学で鏝絵を学び、鶴や亀・巾着などの下絵を夜なべ仕事で何度も描き練習したという。」
光は戸数 約60。
「このあたりは肥沃な土地で、大きな農家が多く
母屋以外に付属屋として土蔵が建てられた。」
そうだが、
豊な村と名人左官の二つの条件があってのことだろう。
また家々の努力で美観保存がされているようで、汚れた壁の家は一軒も無かった。
2020年10月31日