2019年9月2日 月曜日 11:00頃
井原市笹賀町 金鴫寺〜金敷寺
国道313号線(別名ロマンチック街道)の井原市笹賀町。
「いずえにこにこ橋」の上から、井原矢掛方向を見る↑、高屋神辺方向を見る↓。
いずえにこにこ橋から北へ100mほど進むと「金鴫寺」(かなしぎじ)がある。
正面の仁王門に、岡山県指定文化財がある。
それが「木造 金剛力士像」。
その、金剛力士を見に来た。
向かって右、阿形。
向かって左、「吽形」。
高さ約3.6m。檜の寄木造り。着色。
平安時代の作品で、全国でもその時代のものは六体のみ。
迫力十分の文化財を無料で見る事ができた。
山門から境内に入る。
「英霊堂」。
元は出部小学校の奉安殿を、終戦時に引き取り英霊堂に改造したそうだ。
弘法大師の記念塔二本と、曼荼羅の石碑。
金鴫寺から出ると、山の麓にもう一つお寺が見える。
行ってみよう。
金敷寺(かねしきじ)。
石垣の下に、百観音石仏が見える。御領の人が寄付したそうだ。
お砂ふみ観音。
金敷寺にも曼荼羅石碑がある。井原には多いな。
綺麗なのが本堂の軒下に掲げた風鐸を囲む飾り。
繁殖した岩松の数もすごい。しかも、庭に地植えの岩松。
このページの史跡と説明はすべて、
いずえ地区まちおこし協議会「ふるさと探訪出部の史跡」平成30年発行、を参考にしました。
感想・・・第一目的だった金剛力士は、専門知識がなくてもじゅうぶん価値を感じる像だった。
西ヶ谷公園
2019年9月2日