テレビから
2019年7月17日 水曜日 総持寺
石原裕次郎33回忌
北原三枝は長い芸能歴の人だ。
初めて映画で知ったのは「土俵の鬼・若ノ花物語」で、本物の大関若ノ花が主演で、北原三枝は若ノ花の妻の役だった。
人気が出たのは、「俺は待ってるぜ」「錆びたナイフ」で石原裕次郎の相手役で出演してから。
その、相手役裕ちゃんと結婚して女優を止め、裕ちゃん夫人または石原プロ役員としてマスコミに出ていた。
今日は夫・石原裕次郎の33回忌。
裕ちゃんが亡くなって33回忌。早いもんだな、月日が経つのは。
最後の法要。
裕ちゃんが33回忌ということは、日活ダヤモンドラインのトニー・赤木圭一郎は既に半世紀経つ。
二谷英明や和田浩二や山内賢も亡くなっている。
裕ちゃんの映画は
小学生の時、村の集会所で「赤い波止場」や「風速40m」を見た。
中学生の時、体育館に暗幕を張って「太平洋ひとりぽっち」という映画を全校生徒が見た。
20才位の時、「黒部の太陽」を見た。
20代の時見た、「風林火山」のシーンが最も印象的だった。
裕ちゃんの上杉謙信が、(萬屋)錦ちゃんの武田信玄に刀を振り下ろす。川中島合戦の有名な場面。迫力があった!カッコよかった!
(その映画で、裕ちゃんはセリフが無かったような気がする)
テレビに出演するようになってからは、毎週金曜日の8時からあった「太陽にほえろ」を見ていた。
今年死んだ、ショーケン(萩原健一)のマカロニ刑事がおもしろかった。
裕ちゃんは大映画スターだったが、併せて
大ヒット歌手だった。
「嵐を呼ぶ男」「赤いハンカチ」「夕日の丘」、
「夜霧よ今夜もありがとう」「銀座の恋の物語」。
NHKの紅白歌合戦は出場ゼロ。
各局の歌謡大賞・レコード大賞は受賞ゼロ。
実物の裕ちゃんを一度だけ見たことがある。
実兄の石原慎太郎が自民党から参議院の全国区で立候補した選挙戦の時、
松山市の三越前で、裕ちゃんが兄の応援演説をした。すごい人出だった。
たぶん、松山市の瞬間人口が史上最大になったのでは、と今でも思いだすことがある。
大井南の花壇
2019年7月24日