2019年12月23日 月曜日 19:00〜21:00
山陽放送TV
WBA世界ミドル級チャンピオン村田涼太選手の(二度目の)初防衛戦。
挑戦者はKO率80%の強打者。
しかし初回から村田は攻撃。
5回の終盤、顎にパンチが当たり一度目のダウンを奪る。
レフェリーはカウントを取らずに村田選手の手を挙げた。
解説者の具志堅用高さんが「われわれの目の前で、すごいパンチの音がしましたね」と言ったのが印象的だった。
具志堅氏ほどボクシングを経験したひとでさえ、めったにないパンチ音だったようだ。
圧勝したとはいえ、村田選手の顔は、相手のパンチで相当傷ついている。
それほどミドル級の世界タイトル戦は激しくまたスリリングな感じがした。
勝利インタビューでは、「(防衛回数を重ねていくよりも)リアルな試合をしたい」。
リアルとは、他団体のチャンピオンや強豪選手との対戦のこと。
村田選手は世界的なプロモーターと契約しているので、来年はアメリカで高額な試合をする可能性が大きい。
翌朝の山陽新聞・井笠版には、
正頭の「大島ふれあいセンター」で地区民と喜ぶお祖母ちゃんの顔写真が載っていた。
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2019年12月24日