2019年11月30日   土曜日        宇野港    高松港    直島(宮浦)港    宇野港   
岡山県玉野市築港      9:15   10:20〜12:40    13:30〜14:15     14:30  
                     


玉野市宇野は当初、塩田地帯。

大正の初め頃、国鉄の連絡船が就航し、四国の玄関口になった。




港に発電所があり、高い煙突が聳えていたが4〜5年前に撤去し、跡地に食品スーパー「エブリィ」ができた。





その「エブリィ」の後方に「宇高国道フェリー」の看板が見える。












瀬戸大橋が出来る前、「宇高国道フェリー」は岡山県を代表する有名企業だった。

テレビCM、新聞広告、国道沿いの大看板で、県民みんなの目に触れていた。


えいちゃんが玉野市住民だった時、

出港は24時間、15分間隔、乗船料は50円。乗船時間は1時間だった。


忘れられないのが、年末の帰省ラッシュ時の2〜3日間、

乗船待ちの車が宇野港から、えんえんと秀天橋まで続いていたこと。








当時、

民間は宇高国道フェリー、国鉄は連絡船、金持ちは(三井造船製の)ホーバークラフトに乗っていた。






今は、物音ひとつしない国道フェリー跡。
















手前の桟橋から国道フェリー跡を見よう。





この浮桟橋は行政が利用しているのかな? 今朝は釣り人が3人いた。














浮桟橋から見る国道フェリー跡。

「宇高国道フェリー」は2012年に航路を終えた。以後は近代遺産状態で残っている。


















国道フェリー近くの魚市場。


アパートも併せて昭和のレトロ感がある。








次、宇野港へ向かう。







”さらば宇高航路”AB




2019年12月2日