2019年2月24日   日曜日     鴨方    倉敷    鴨方    里庄   
浅口郡里庄町・里庄町図書館2F                9:07   9:26〜12:04    12:22    13:00〜15:30  
          第95回里庄歴史勉強会 「 大原焼の狛犬」



里庄町図書館の二階研修室で「大原焼の狛犬」というテーマの講演会があった。


主催は、里庄町文化協会郷土史部。


最初あいさつする町長さん。













講師は「倉敷市埋蔵文化財センター」の主任さん。








”大原焼”とは里庄町里見の大原地区で、長く栄えてきた焼き物。

主にホウロウのような色が付かない生活用品を生産してきた。



狛犬は、誰でも知っている神社の参道、鳥居ふきんに左右二体ある、獅子のような架空の動物。






笠岡市内では石の狛犬の他に、陶器の狛犬を見る事があるが、それは”備前焼”と思っていた。

しかし、大原焼の狛犬も存在し、

東は倉敷市玉島の羽黒神社、西は福山市田尻の八幡神社まで、およそ10の神社に奉納されている。
















狛犬の材質は岡山県内1749の狛犬の調査では、

石が大半で、他には焼き物とコンクリートがあり、

焼き物は大半が備前焼。












奉納の時代は、当然周期があり

江戸末期、

明治前半、

日中戦争、

があり、そのうち日中戦争の時期が突出している。




今は限界集落が増え、

小さな神社は自然の植物に覆われたり、山に埋もれたりしている。

微妙な時代に開催された講演会だった。







えいちゃんは知人のSさんの勧誘もあり参加したが、

受講者は予想をはるかに超える多くの人だった。(50人以上)













里庄町図書館の二階会議室では、

ちぎり絵と木工品の文化展もしていた。














やさしい感じがする、ちぎり絵。









木工品「獅子」を、お土産にいただいた。ありがとうございます。
















平成時代は今年の3月末日か4月末日に終了する。


残り1〜2ヶ月になった”平成”。



テレビニュースで、平成30年の記念式典。




画面↓に映る「象徴として天皇像を模索する道は果てしなく遠い」という言葉を聴くと、涙がでそうになった。

今上天皇は真面目ゆえに、頑張りすぎたような思いもする。








現在の天皇一家。

後列左側の孫娘様が、好きな人と結婚できず、ここ1年程騒がれている。








訃報。


文化勲章を受賞のドナルド・キーン博士が亡くなった。




日本の文化を欧米に紹介した、最大功労者の一人だった。


鴨方町鴨神社の紅梅



2019年2月26日