2018年12月5日 水曜日 11:30頃
笠岡市山口・走出 「長福寺裏山古墳群」
山口の長福寺と、その裏山。
裏山は「長福寺裏山古墳群」と呼ばれ、円墳や前方後円墳が群をなしている。
今度の日曜日(2018年12月9日)、公民館講座で山陽道笠岡インター工事中に発見された遺跡の話がある。
それに出席予定なので、すこし古代の匂いをかいておこうと長福寺裏山古墳群に散歩を兼ねて来た。
古代の丘スポーツ公園の東側から古墳群は始まる。
”七つ塚”4号墳。
円墳が連続して並んでいる。
前方後円墳の「双つ塚古墳」。
備中西部でもっとも大きな古墳と言われる。全長60m、高さ6m。周濠もあったそうだ。5世紀中ごろ。
”前方”から”後円”を見る。
古墳の上に立つと、奈良や大阪に点在する立入禁止の古墳を思う。
遺跡や遺産は国民の財産であり、文科省が管理するのが筋。宮内庁の所有物ではない。
大仙古墳(旧仁徳天皇陵)は世界最大の墳墓というより、時代錯誤管理の”恥”。そう思う。
長福寺裏山古墳群には、古墳時代以前の遺跡がある。
弥生時代の住居跡。
住居跡から見る阿部山。正面の山頂付近は「笠岡カントリー倶楽部」。
仙人塚。
仙人塚は石棺が見れる。
但し、今は枯れ葉が幾重にも重なり道はない。
(夏は夏で、ハミがいて要注意)
蔓の葉っぱ。
夏には成長の早い蔓はうっとうしいが、こうして散るのを待つだけの葉には哀愁がある(?)。
2018年12月6日