2018年8月7日   火曜日  東京都港区元赤坂  迎賓館赤坂離宮           
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 7:20頃    11:30頃    14:00頃    15:00頃    16:00頃    17:00頃    19:50  JAL241  21:05



中央線四ツ谷駅で降りる。



駅前には上智大学がある。アグネスチャンちゃんや細川元総理の出身校だ。

構内は開放的な感じがする。















元赤坂の迎賓館、

係員に誘導され「西門」に向かう。











今日は三度保安検査(セキュリティチェック)を受けた。

受けた順に、迎賓館・江戸城・羽田空港。

検査は、受けた順にきびしいと思った。(空港が楽だった)











まず「主庭」に行く。

(そうゆう見物順序になっている)




本館の主庭側。









近代建築初の「国宝」となった壮麗な宮殿建築



本悪的な洋風宮殿として新築された東宮御所は、鉄骨補強を加えた煉瓦造りの地下一階、地上二階建てで、外観の様式には華麗なネオ・バロック様式が採用された。

建設にあたっては最高級の国産材と輸入材が用いられた。

外壁と列柱には茨城県産の花崗岩を用い、家具調度はフランスに発注して製作され、鉄骨にはカーネギー社の製品が利用された。


「日本近代建築大全・東日本」講談社 2010年発行





















主庭の中心「噴水」。















設計者の片山東熊(とうくま)は設計過程で三回の欧米出張をした。


最初(明治30・31年)は欧米の宮殿建築を視察して回った。

二度目(明治32)は鉄骨・暖房設備の調査発注で米国へ。

三度目(明治36)は室内装飾品の調査購入でフランス他ヨーロッパに赴いている。


「日本近代建築大全・東日本」講談社 2010年発行



















次の順路の「前庭」に向かう。










途中、何人かの記念植樹があった。

















彫刻がつくる壁面の陰影とゆるやかなカーブは、歩きながら眺めるとよりダイナミックな印象を受ける。













前庭から見る本館。
















建物は大きすぎて、一枚の写真に納まらない。
















「中門」と「本館」を見る。
















中門と正門の間。
















正門


正面越しに建物正面を望む。

鉄柵の長さは160m、高さは9.5mに及ぶ。


「日本近代建築大全・東日本」講談社 2010年発行









迎賓館赤坂離宮(旧東宮御所)


ところで現在の迎賓館は、昭和42年から保存修復工事が行われ、東宮御所として設計した明治の宮殿建築であるとともに、村野藤吾によって新たな昭和の迎賓館でもある。

二重の価値を持つ貴重な建物である。






当時最高の建築家や美術工芸家が総力を結集して造り上げたネオ・バロック様式の旧東宮御所。今も迎賓館として、外交活動の重要な役割を担っている。



「日本近代建築大全・東日本」講談社 2010年発行
















本家の「ベルサイユ宮殿」を見物することは(お金の他に、飛行機に長時間乗れないので)不可能のようだし、

せめて「赤坂離宮」でもと思って見物に行った。

そこそこの満足はできた。



つぎ・半蔵門〜千鳥ヶ淵



2018年8月18日