2018年6月30日 土曜日 秋田県仙北市角館 内町武家屋敷通り | ||||||||||||||
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岡山 |
7:41発 | 8:03 | 9:30頃 | 11:50〜13:05 | 13:50頃 | 16:08〜 18:05 | 19:20・20:10 | 21:30 |
残雪の山々を望みながら盛岡市から角館に向かった。
道路標識により角館の武家屋敷に進むと、
観光駐車場があり「ハイ500円です」と東北弁で催促された、お金を払うと観光マップをくれた。
そして角館の武家屋敷の観光が始まった。
駐車場を出ると、土産や飲食店正面に古城山(ふるしろやま)。
城下町に見られる「桝形」、
ここで左折すると”内町武家屋敷通り”。
ここが”内町武家屋敷通り”。
屋敷の樹木がすごい。全部が大木。全部が桜でないにしろ、これは桜が咲くと大変だ。
それに道幅が広い。とんでもない”広小路”だ。現代に車が2車線の歩道付き。こんな広小路は、花のお江戸にもなかったのでは?とおもうほど。
「城郭と城下町」小学館昭和59年発行より転記
武家町の表通りは10m道路、裏通りは4.5mで今も自動車が楽に通れる道がついて、その両側に整然と武家屋敷が並ぶ。
間口は平均して18mの広さ。
庭木の太さ!
「城郭と城下町」小学館昭和59年発行より転記
二代領主の妻は京都三条西家から迎えた。
故郷を慕う思いで、わざわざ京都の八坂神社から枝垂れ桜を取り寄せて屋敷に植えた。それが町じゅうにひろがってゆく。
「城郭と城下町」小学館昭和59年発行より転記
角館の枝垂れ桜は白彼岸という種類で、武家町を中心に400本くらいある。
古いものは樹齢250年を数え、根まわり2.7mの大木もある。武家屋敷の庭や垣根ごしに、釣糸を垂らしたような枝に咲く白い花は優雅そのものである。
「日本の最も美しい町」エクスナレッジ2017年発行より転記
角館は、武家地の「内町」(うちまち)と町人町の「外町」(とまち)に区分けされている。
伝建地区は武家屋敷の中央に位置し、全長700mの武家屋敷通りには上・中級武士のの屋敷が立ち並び、広い道幅や町割もそのまま残されている。
黒板塀に囲まれた武家屋敷は総じて敷地が広く、最大の広さを誇る青柳家(3千坪)をはじめ、主屋、蔵、庭園などを今に伝える。
(青柳家)
「日本の最も美しい町」エクスナレッジ2017年発行より転記
武家屋敷の前庭には桜やモミの大木が植えられ、春になると約400本ものシダレザクラが一帯に咲き誇る。
そのうち162本が国の天然記念物に指定され、樹齢300年以上の木もある。
「日本の町並み」山川出版2016年発行より転記
武士はその石高に応じて屋敷地が配分された。
武家屋敷の広い庭には、
樹齢200年以上のシダレザクラ(国指定天然記念物)やモミの大木、アカマツその他多種の樹木がていねいに維持管理されている。
「日本の最も美しい町」エクスナレッジ2017年発行より転記
塀には家の格式に応じて薬医門や棟門などを開き、「武者窓」と呼ばれる出格子を塀に設ける家もある。
青柳家北門
「城郭と城下町」小学館昭和59年発行より転記
枝垂れ桜の背景になって引き立てる屋敷木もすばらしい。
樅や松の緑は家々を青く染め、春になると桂や楓やどうだんの赤い芽吹きが美しく、みちのくの春がいちどにおい立つようである。
青柳家北門ふきん。
青柳家南門
「日本の最も美しい町」エクスナレッジ2017年発行より転記
夏には緑陰、秋には紅葉、冬には雪景色といった四季折々の自然の色合いと、通りに連なる黒板塀との鮮やかなコントラストが町並みを美しく彩る。
石黒家。
人力車の車夫に、”車婦”がいた。
他の歴史街に比べ、場所がフラット、町並み女性的、道は広い、町の規模は小さい等で、女性がふさわしいようだ。
松本家。
「生もろこし」というのは、ぼっけいアンコロが甘くておいしいらしい。
このお店に入った妻は、入ってのはよいが出てこなかった。
しこたま待たされたが、
飛行機に持ち込みが心配になるほど土産に買って出て来た。
武家屋敷にある「うどん」店に入った。
今まで見た事のないようなつやがあるウドンが出た。
中国や四国のうどんと違い細かった。味は(値段もだが)よろしゅうござんした。
つぎ・田沢湖
2018年7月4日