2018年6月28日  木曜日        青森県黒石市   ”重伝建””日本の道100選” 中町こみせ通り                 
岡山   羽田    大館能代    弘前市    黒石市   発荷峠    十和田湖 
 7:10   8:25・8:50     10:00   12:26〜14:40    15:25〜15:50     17:22   17:34着 


青森県黒石市の黒石市役所。











市役所の駐車場にはゴミステーションがあり、ゴミの持ち込みは毎日可能。便利だ。










と言っても、もちろん

黒石市のごみ収集の視察に来た訳ではない。







黒石市役所から徒歩2〜3分の距離にある商店街を見物に来た。





黒石市には雪国の木造アーケードが残り、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。











下記のうち、

紫文字は

2017年発行のエクスナレッジ出版「日本の最も美しい町」より転記












人通りの少ない(正解に言えば、皆無の)市街地を歩く。












商店街に着いたようだ。







黒石は弘前藩の支藩が置かれた。

黒石は青森と弘前を結ぶ浜街道の中間にあった。







庇の商店が点在しているが、現役のお店はなさそうだ。



















そして大店が現れた!




鳴海家。



文化3年創業の造り酒屋である鳴海家住宅。






























鳴海家の向かい側は国の重要文化財でもある高橋家住宅。


米穀や醤油の製造販売の高橋家住宅。















商家の前面に連なる「こみせ」。











こみせとは、通りに面して1間ごとに建てさせた柱に、商家の建物の1階の高さに合わせて掛けられた庇のこと。

黒石藩祖・津軽信英が造らせたといわれる。



























酒林(せけばやし)中村亀吉酒造。

日本一の杉玉は約2トン。





















雨や雪は側溝に落ちる。














消防団の屯所には風流な火の見櫓が建つ。
















こけしも黒石の名産。










庇下の空間は幅1.3m〜1.9m。各家の所有地だが誰でも通行できる。





秋田雨雀記念館を兼ねる「こみせ駅」。











松の湯ふきん

























夏の日差しや冬の風雪から歩行者を守るこめせは、市民の共有財産として保存されてきた。











商店街はすたれていたが、

いい町並み風景を見る事ができた。


所有者の強い意志や、町並みを守る市民の意識の高さを感じた黒石市だった。





つぎ・十和田湖(発荷峠〜休屋)



2018年7月2日