2018年5月25日   金曜日     伊与部山    川辺宿   柳井原    南山城跡
倉敷市真備町南山   9:19〜9:55     10:30頃    11:50頃   12:15〜15:07 
           「南山城跡現地説明会」  岡山県古代吉備文化財センター



櫓台土塁に登る人たち。













こちらは、

「南山明地古墳群」「南山明地遺跡」













竪穴住居跡。







南山城西側の丘陵南斜面では、弥生時代中期の竪穴住居や土杭(大きな穴)が見つかりました。

弥生土器や石器が見つかりました。

集落跡が広がっていたと考えられます。














住居跡。






















南山明地古墳群。


2〜4号古墳。












4号古墳は直径14mの円墳と考えられ、周りに溝があります。

埋葬施設には木棺の底に礫が敷かれ、鉄製品(鉾、鍬の刃先、鎌)と滑石製臼玉が副葬されていました。



























古墳群から城跡へ移動する。


















竪堀が連続する場所で止まった。





































15番竪堀を歩く。









14番堀切で止まった。

















戦国時代(約440年前)の城跡。

廃城後は城は自然に土が盛り、発掘によって建物以外のものが姿を現した。













堀は深く、















曲輪の角度は急峻。





なまなましい城跡だった。

いい勉強になった気がした。












せっかくだから出土品も見て帰ろうと思ったが、






熱心な人が多く、見ないまま会場を去った。









里山登山は趣味の一つなので、自然と山城にはよく行く。

岡山県内では津山市の矢筈城、和気の天神山城、総社の福山城、矢掛の猿掛城などが秀逸な城と感じていた。


ところが南山城はもっと良かった。

その訳は、木を伐採し、土は発掘して、その時代を再現できていたから。


南山城跡は1〜2年後は小田川工事のため消滅してしまう。

無くなるのは残念だが、貴重な体験をする事ができた。






つぎ・相生ペーロン祭



2018年5月29日