2017年9月26日  火曜日       長野県上高井郡小布施町  岩松院       
上田   須坂    小布施   横手山    草津白根山   草津温泉   
 6:40発    7:50頃    9:00頃   11:46〜12:36   12:59〜13:56     14:45着  
                       




葛飾北斎は晩年、版画でなく肉筆画を描いた。

80才を越えて小布施に来た北斎の代表作は、寺院の天井に残っている。






小布施に来たからには北斎の天井絵を見ない訳にはいかない。













天井絵は岩松院(がんしょういん)という、小布施の町から少し離れた山寺にある。














山門からまっすぐ本堂にすすむ。













拝観料300円を払って天井絵を見る。

2〜4人の見学者がいた。













これが葛飾北斎の天井絵「八方睨(はっぽうにら)み鳳凰(ほうおう)図」。

色彩の鮮やかさにびっくり!



北斎晩年の肉筆画。

風景画と印象が違いすぎ、それにもビックリ。











岩松院には古びた裏庭がある。

庭の池を見ながら、かの小林一茶がここで

「やせ蛙まけるな一茶ここにあり」を詠んだという。













岩松院には更に、

福島正則の霊廟がある。













これが「賤ケ岳七本槍」として、また「安芸広島50万石」領主から「信州川中島5万石」改易のお殿様の廟所。















福島公廟所から見る本堂。

すっかり青空が広がる天気になった。







真っ赤なリンゴ。






小布施にはリンゴ畑や観光リンゴ園が多い。







ところで

小布施の駐車場のおじさんに、岩松院の場所を確認すると

「是非とも浄光寺にも寄ってください。立派な薬師堂があります」と話した。






その、

浄光寺に着いた。












杉林の参道を登ると薬師堂が見えてきた。













国の重要文化財で、室町時代初期の建物。













薬師堂も、その周辺も静粛いうか静寂な雰囲気が漂っていた。










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2017年10月6日