2017年5月30日 火曜日 14:00頃 | |||
岡山県小田郡矢掛町江良・浅海 | |||
個人邸、立派な石垣と長屋門。
長屋門の邸宅前から大木が見える。
あれかな?
この木も神様だが、チシャノキではない。
いったいどこだったかなあ?
カラスに聞いてもわからない!
あっ!
ありました。
残念ながら開花前。
一本の木だが、まさに、うっそうと茂る。
推定樹齢400年のチシャノキ。
花が咲くまで、まだ2週間くらい必要だ(たぶん)。
場所もはっきり覚えた。
次回の矢掛温泉での足の療養の際は、また見にこよう。
最初に見た大木。
江良・浅海地区には、このような小さな社と森が多い。
おそらく、この地域を松山街道が通っていたのだろう。
道を挟み四ツ堂、鐘楼、霊場が建つ。
松山街道とは備中松山から笠岡港への道。
鐘撞き堂の鐘。
鐘の文字を読むと、
「昭和18年2月8日 大東亜戦争に供出す
昭和43年2月建立」とある。
道の左右に常夜灯、写真左に半分映るのは「圃場整理」の記念碑。
圃場整備された田んぼ。
正面の山は笠岡市、その向こうは井原市の山。
松山街道は備中松山城下への道だが、高山市(こうやまいち)で備後の油木・東城とも物資交流されていた。
その道をかつて、
越後・長岡藩の武士、河井継之助が笠岡迄歩いたというお話がある。
(つづく)
つぎ・小説「潮待ちの宿」
2017年5月30日