2017年5月28日   日曜日  11:12〜12:33
笠岡市金浦  笠岡市指定重要無形民俗文化財「おしぐらんご」


金浦へ「おしぐらんご」を見に来た。













去年は大雨で、終了する頃にあがった。




今年は最初から晴れ、快晴。




















まず、国道2号線「金浦橋」のうえからおしぐらんごを見物。














金浦は、かつて「西浜」と書き「ようすな」という地名だった。











元は漁師の町で、町中が魚や網の匂いがしていた。




漁民が多ければ漁船も多く、毎年端午の節句の日

新造船を使って東西二地区が早さを競っていた。















ところが福山や水島に大工場が出来る頃、

その年の新造船が無くなり・・・・・源平合戦以来つづくと言われる「おしぐらんご」は中止された。









新聞説明等では、漕ぎ手が不足して中止されたとあるが誤り。

(間違いが定説になっている)


漕ぎ手の不足でなく、新造船の不足で中止が正しい。










復活した「おしぐらんご」は、

復活前とは大いに違う。


早さとか、勇ましいとか、けんか腰とかでなく










男性以外に、女性が参加するようになった。

大人以外に、子供が参加するようになった。

金浦以外に、金浦小学校区域(金浦中学校区域も?)が参加するようになった。




漕ぎ手は漁業が消滅して、全員が漁師でない。

船は新造船でなく、毎年同じ船を使っている。















熱戦の金浦湾↑、






いっぽう金浦大橋の南側では水上スキー(またはウェークボード)を楽しむ人。












大橋から桟橋の方へ行こう。
















桟橋のうえ。














桟橋前。


















紅白の船がやってくる。













力強い漕ぎで、前を通過する。

















ゴール前の競漕。














ゴール!

拍手!!









次は正面から見よう。

竜宮荘へ向かう。


つぎ・「おしぐらんご」A



2017年5月29日