2017年2月14日   火曜日    福岡県直方市             「直方市石炭記念館」
笠岡    福山    小倉    直方    飯塚  〜  新飯塚    田川後藤寺  〜  田川伊田    小倉    岡山(泊) 
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多賀神社への参道から石炭記念館を向くと、黒光りのする蒸気機関車があった。










しかも、記念館の正面にに対して左右に蒸気機関車が展示されている。














直方は石炭と鉄道の町。

ここで鉄道とは石炭を運ぶもの。(川船での輸送が限度を超え、鉄道運搬として敷設された)















坑内を石炭運搬するディーゼル機関車と坑道。

坑道は救護練習用のもの。














これが建物、本館と別館がある。

こちらは本館。鉱山主たちが経営会議をした、明治末の建築物。














最初の展示が日本一位の大きな石炭。
















館内には明治から昭和までの炭鉱の盛衰の歴史や、

作業風景を展示している。










坑内で夫婦の作業や、カンテラさげた現代まで

命がけの坑内風景を再現している。


それを見ていると、先人たちの苦労に涙さえ出る。



















直方に大きな炭鉱はなかった。

集積地として栄えた。


筑豊炭田の大部分は直方を経由して洞海湾へ運んだ。





全ての筑豊炭鉱が閉山になり、この↑鉄道網も半減された。

しかし今なお日本一の過密と思える鉄道が通っている。










石炭館は筑豊の石炭を後世に伝えるのが目的であるが、

その意図を達成するのは難しいようだ。というのは、過去を見よう・知ろうという訪問者がほとんどない状況と感じられた。







直方駅に戻った。




晴れ間は見えないが、雨の心配だけはなくなった。

次は新飯塚駅で乗り換て田川市に行く。





つぎ・飯塚市へ



2017年2月20日