2017年1月19日 木曜日 15:00頃
浅口郡里庄町里見 里庄町図書館 「大原焼プロジェクト展」
里庄町図書館の駐車場に着くと、笠岡放送の車があった。
何かイベントをいているのか?
と図書館に入ると、旧知のSさんが真向かいに立っていた。
Sさんは「大原焼プロジェクト」の会員で、案内や説明の担当の様子。
えいちゃんは「大原焼」は、言葉を知っているだけで焼き物現品すら見た事もなかった。
Sさんたちは、長く里庄町で栄えてきた大原焼を知ってもらおう、見てもらおう、作ってもらおうという活動をしている。
たしかに、
里庄町のまちおしに「大原焼」は欠かせない。
「大原焼」は江戸時代の中期に「ほうろく」を作っていたという文献が残っているそうだ。
さらには、管茶山の大原焼の漢詩もある。
明治に最盛期を迎え、
窯数11、
窯業関係者350人の規模を誇った。
種類は、
ほうろく、鍋、釜、土瓶、くどなどの日用品が主。
その大原焼は昭和60年、窯の火が消えたそうだ。
Sさんたち「大原焼プロジェクト」の会員は、いつの日か
大原焼窯の復元を目指して活動をしている。
大原焼の名残りを訪ねてみようと思った。
里庄町役場の前から殿山忠霊塔を見る。
あの忠霊塔の向こう側に大原焼はある。
高柳池で左折する。
下り坂の道から「大原焼殿山窯」が見えた。
窯のまわりには出荷されることなく未完の状態の焼物が積まれていた。もう30年前から、この状態であったことになる。
会員や町民たちの熱意で「大原焼」は復活するのだろうか?
つぎ・里庄年賀はがき展
2017年1月22日