2016年10月2日   日曜日     茂平   押撫  
笠岡市茂平  茂平八幡神社祭                   11:04〜12:07     14:00頃  
             




町内会の一斉清掃日で、それが終わってから茂平の祭りに行った。




神輿が来た。















すぐに御旅所、休憩タイム。

















茂平の祭りは四つの地区に分けて当番制を敷いている。

今年は銅山が当番。














長い休憩が終わり、やっと行列が再開した。

前を子供神輿が行く。














赤鬼が来た。

怖っ!
















コスモスや百日草の道を行く子供神輿。















これが茂平のお神輿。

”御船”(おふね)または”お船さん”と呼ばれる。














銅山の恵比寿っさんの前。

















これも恵比寿っさんの前。

「ほいまいさっさ、ほいまいさっさ」と練り声をあげながら進む。




















二番目の旅所に着いた。

旅所(集会所)は昭和風の建物だ。
















ひと休みして、御船さまを担いだ。






















他の地区の祭りでは”ささげ”とか、”チョーサじゃ”とか発する神輿を高く持ち上げる時の掛声。

茂平では”テンジョ、テンジョ”と言う。天井(上)を意味するのだろう。















コスモスの咲く道を行く。
























笠岡市では珍しい船の形のお神輿。

茂平八幡神社は海辺の村に、江戸中期に創建された。














海辺の村だったが、今から40年ほど前に海が無くなった。















秋空に高くあがる御船さん。
















赤鬼。


















青鬼。「暑くてかぶっとれん」とのこと。

(本日、気温30度の真夏日。汗が噴き出る日だった。)

















「獅子」、新調したばかり。


















茂平の火の見櫓付近、御船さん。
















再び銅山の旅所に向かった。












この後、

えいちゃんは実家でお祭りの御馳走を食べてから帰った。










村祭りといえばお神輿だったが、

今やお神輿を担いで村を一周する風景は消滅している。


茂平の場合は担ぐ神輿を見ることができるが、そのいっぽう見物する村人や子供の姿が少ないのが淋しかった。








この石は?

・・・・というと





実家の庭の隅に隠れるように建っている。

これは江戸中期に、この場所が新田の潮止堤防で、そこに今でいうピット(係船柱)だったもの。



子供の頃から隅にあったので気にしたことはなかったが、一応古いものらしい。





つぎ・押撫の彼岸花



2016年10月3日