2016年6月26日 日曜日 | 鴨方駅 | ![]() |
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岡山市北区天神町 岡山県立美術館 | 8:40 | 9:17〜12:50 | 13:25 | ||||
全国巡回・ 原田直次郎展 ─ 西洋画は益々奨励すべし |
今日岡山に来たのは原田直次郎展を見るため。
(出石町)
画家・原田直次郎は笠岡にゆかりがある人物。
その証拠に、
笠岡市大島まち協が発刊の「大島歴史散歩」の表紙に絵画が登場する。
日本人で最初にピラミッドを見た事や(その写真で)有名な、幕末遣欧使節団(第2回)の池田発長の一行に随行した少将・男爵を親に持つ。
親は没年81才だが、その子直次郎は36才で亡くなった。
直次郎は笠岡に住んだことはないが、親が鴨方藩士で笠岡市西大島に住んでいた。
直次郎展には多くの入場者がいた。
展示作品は直次郎の他に、そのゆかりの画家の作品も展示されていた。
すばらしい作品が多かった。
なかでも、代表作の「騎竜観音」は前にして動くことができない程の絵画だった。
原田直次郎はドイツ時代、森鴎外と終生の友人となった。
鴎外は小説「うたかたの人」で直次郎を書いた他、
絵画の注文を手助けし、没後も家族や絵画展で世話をしたそうだ。
絵画への知識も鑑賞眼も乏しいえいちゃんだが、直次郎の絵画は一級品であることは実感できた。
死後100年以上経つが、直次郎の評価をもっと見直されることを願うばかりだ。
つぎ・禁酒会館
2016年6月27日