2016年6月15日 水曜日 10:00頃
笠岡市吉田
吉田の田んぼ。
今日は大之平に行く。
登って行くと、
元は棚田と思える跡地が山になりつつあった。
大之平の集落が見えてきた。
まさに山村という風景だが、
会った婦人の話だと「日に何度でも下に降ります」と。
そうだ、県道笠岡美星線まで5分程度の距離で、不便な場所ではない。
「嫁いできた頃は瀬戸内海の海、福山の街も見えて、きれいなところへ来た」と思っていたそうだ。
婦人は木が伸びて見晴らしが無くなったと話したが、
段々畑や棚田が消えたことと解釈した。
道が消滅するところで会ったおじさんは、
イノシシ・猿・鹿を駆除している話をした。
「猪は銃でなく仕掛けの檻で獲り、取ったものは食べる。
電線は猪の鼻に当たらなければ効果はない。トタンは一度飛び越えると、以後効果はない。
猿は獲っても(人類に近くので)食べる気にはならない。
鹿も笠岡市内に出てきた。」
その他、もろもろの話をしてくれたが、やはり猪駆除が最重点のようだった。
大之平から降りてきた。
吉田も笠岡市では米どころ。
正面に見える山が、先ほど登った大之平地区。
田植えがほぼ終了した吉田。
田植えという区切りが終わり、一息ついたような吉田の田んぼだった。
つぎ・小平井(立石)の棚田
2016年6月20日