2016年5月27日  金曜日 
NHKテレビ中継より




先進国首脳会議と呼ばれていたころは、政治も経済も重要度が高かったが

中国やインドなどの比重が高まってきた近年は2〜3日間の「政治ショー」になった感がする『サミット』。



この日、午後3時ごろにサミットは終わり

その2時間後には広島にオバマ大統領と安部首相がいた。さすがに超過密日程。











在任期間が1年未満となり、「現職のアメリカ大統領」として自分を急かせ広島訪問したように思えた。




オバマ大統領の広島訪問は被爆者にとっても、日本人にとっても意義がある。

現地を見たり、訪れたりするのは、

政治でも経済でも一番重要なことだ。


つまり、ヒロシマに来ること自体に大いに意義がある。

















新聞報道では「謝罪」する、しない

という観点が多かったが

謝罪は必要ない。なぜなら












もし、

アメリカよりも日本が先に原爆を開発していたら

日本軍や日本政府は「人道的な見地から」使用を止めていたであろうか?

使用保留は、まったく想像できない!



容赦なくアメリカに原爆投下していたはずだ。













陸軍・海軍とも原爆の開発を急いでいたが、アメリカに先を越され

「新型爆弾」が原爆であることを確認するため、軍は

陸軍の方の原爆開発の代表である仁科芳雄博士等を広島に派遣した。





仁科博士は新型爆弾が「原爆である」と認めたが、

その発表はされず、終戦後に「原爆」が公表された。



日本では公表が遅れたり、隠されたりすることは現在まで継続し

里庄町では、郷土の偉人である仁科博士の業績や経歴に「原爆開発」は、戦後70年たった今日でも一言もふれない。











神聖な場所だけに、

式典に首相や外相がいることは、自己の政治ショーやPRの匂いがして、なじまなかった。




演説は大統領と広島市長の二人でよかった。







オバマ大統領は原爆ドームの前から車で去った。

開いたドアは分厚く、車からして要塞の感じがした。




元広島市民球場まで車、ヘリで岩国基地。岩国からはエアフォースワンでアメリカに帰った(と思うが、違うかも)。





つぎ・「おしぐらんご」練習(5/29)



2016年5月30日