2016年5月20日 金曜日 10:30〜11:30 |
浅口市寄島町安倉 |
手押しの一輪車がやっと通れる安倉の道。
民家の石垣を見ると、長年かけてこの町が成された事がよくわかる。
その石垣に咲くサボテンの花。この場所でしか見れない、この場所でいちばん輝く。誰もが立ち止まる。
ほとんど散ったミカンの花。
ため池の土手に鳥居と社がある。
畑で作業中の農夫さんが、
「この鳥居は変わっとる。それは参道(海側)を向かずに、こっち(山側)をむいとる」と言った。
「山乃神社」と刻まれた額束(がくづか)海を向いてある。
確かに、これは珍事。または貴重な鳥居かも知れない。
農夫氏が話すには、
「これは里宮で、奥に奥宮がある。池が上に三段あり、それを登ると奥宮だが
そろそろハミもでるし、草がはえとるので今は行かないほうがええじゃろう」
奥宮には行かず、山を下った。
ブラシの木。
民家の庭。
瀬戸内海の潮が水路にも満ちる。
西安倉と中安倉の境ふきん。
車は「浜のかあちゃん」に止めていた。
その後で寄島図書館(1F役場、2F中銀、3F図書館)に寄った。
玄関から見る海側はいい眺めだ。
浅口市には旧町単位で、金光さつき、鴨方、寄島図書館があるが
寄島図書館には、
いつも利用者が少ない。
図書館のテーブルの椅子は、間違いなく備中・備後の図書館では座り心地が一番いい。
ちょっと寂しい寄島図書館だった。
つぎ・笠岡太陽の広場のルピナス
2016年5月22日