2016年5月5日   木曜日   10:40頃  
笠岡市吉浜   菅原神社  


吉浜の天神さんの杜若は、必ずのように

毎年山陽と中国新聞にカラー写真で掲載される。










今日は「おしぐらんご」から「天神」へ行く予定だった。

今朝の山陽新聞の一面にカキツバタの写真記事が載った。







今日は晴れの休日だし、多いだろうな。








おお、やっぱし多い。
















見事なカキツバタだ。






















吉浜の天神さんは、何もカキツバタだけでなく

春は桜もあるし、ツツジもあるし、藤の花もある。6月にはアジサイもある。





藤棚を見る。

まだ咲いている。














ツツジは花が少しだけ。

終わりなんだろうな、たぶん。















という訳で、本日はカキツバタのみ見ごろ。
















アヤメや菖蒲と違い花に少し品がある・・・ように感じる。


























吉浜の天神さんには泣き所が二つあり。


一つは周辺の道が狭いこと。更に国道から迷いやすい場所にある。

二つは見物する場所は小さい。池と眼鏡橋のみ。























30分や1時間かけて訪問した人は、たったの5分や10分で見物終了となる。そこがちょっと寂しいところ。


















せっかく来たので社殿に登る。














そして降りる。





















見物人の年齢は偏っていて、






熟年以上。













10代〜40代はまずいない。



幼子は、じいちゃん・ばあちゃんが連れた孫。











じいちゃん・ばあちゃんは元気だから


ここで絵を描いたり、

句を詠んだりするにはいい場所。














唐衣きつつなれにし つましあれば・・・・


「かきつばたといふ五文字を」で有名な伊勢物語「東下り」。





真似して頭をひねれば半日は要する。もっとも、ひねったからと言って句ができる訳でもないが、

風流な気分に浸ることくらいは可能だろう。















カキツバタの見物は渋滞がある。

これにバスでも来たらお手上げ。






今日は神社にも道にも、観光関係の人が誰一人いなかった。


市や観光協会はカキツバタを笠岡名所に入れてPRしているが、

それならば、花が咲いた休日には案内人が要るだろう。(案内というより、居るということ自体)






つぎ・吉浜〜金浦



2016年5月10日