2016年2月19日 金曜日 10:10頃
笠岡市十一番町 富岡遊水池
前の日が夕方だったので翌日、
昼間に来た。
この遊水池の姿が変貌してしまう前に、写真にせめて残しておこう。
えいちゃんに出来るのはそれだけだ。
市街地にある貴重な水辺に、
ソーラー発電施設は似合わない。必用なかった。
必用なのはソーラーでなく、遊水池に人を呼び込む事だった。
岡山県で言えば、玉野市の深山公園に鴨や白鳥で有名な『赤松池』がある。
いつも大人や子供でにぎわっている。
なぜ、赤松池を参考にしなかったのだろう。
十一番町の遊水池は人を呼び込める条件がそろっていた。
四季折々にきれいだったこと。
十一番町緑道公園と一体になっていること。
十一番町・緑町・美の浜と遊歩道が繋がっていること。
周辺の条件もよい。
住宅の他、官庁や市民会館もある。その駐車場も使えるし、用事で来た人も訪問できる。
交通の条件もよかった。
2号線や2号線バイパスからも近い。
笠岡市が行なう必用な工事は、
周回できる小路、
岸辺に人が行くことができる場所を用意するだけでよかった。
この遊水池は、貴重な憩いの資源だった。
散歩・ジョギング・公園の花・海と船・野鳥、
それにこの場所からは笠岡の名山の眺めがいい。古城山・応神山・御嶽山・栂ノ丸、笠岡を代表する山が借景になる。
この遊水池の事は笠岡市議会では、討論もなかったようだ。
行政も議員も、
そして町内会も意見が無かったのだろう。
しかし異議が無いからやっていい、というものではない。
野鳥が遊び、人が憩える場所を市自ら破棄してどうする。
桜の木が伐採された工事現場。
画像の右下の端に虎ロープが写っているが、現在これ以上は立入禁止。
明日もまた、
遊水池に来よう。
つぎ・富岡遊水池B2/21
C応神山
2016年2月27日