2015年12月12日   土曜日 10:30〜12:00
浅口市鴨方町  竹林寺天文台周辺--竹林寺天文台遺跡の現地説明会


これより、本日の目的地「発掘調査」の現場に行く。














写真右、丸い穴が竪穴住居跡。











歩く左右に弥生時代の遺跡。

















学芸員さんが遺跡の中で説明を始める。


















およそ40cm位の深さ、ここに柱を建てる。













建物跡と住居跡が並んで残る。

















建物は四角形で、住居は円形。














柱は1.9mの距離で建っている。

















前方で、本日の参加者が立っている場所は既に現地調査済み。埋戻しされている。

















今回の説明場所もほどなく破壊される。

向うに見える大天文台よりも、もっと大きな天文台がこの場所に出来る。














「弥生時代」は

古墳時代の前、

縄文時代の後、

紀元前4.〜5世紀から、紀元2〜3世紀まで。


代表する事柄は狩猟時代から稲作に移行したこと。






前・中・後期に分れ、

ここ竹林寺天文台遺跡は「弥生時代後期」の遺跡だそうだ。




弥生時代後期に属する遺跡としては、

静岡の登呂遺跡、

佐賀の吉野ヶ里(よしのがり)遺跡が有名。







つまり、集落や国家や戦があった時代。












日本に文字は無く、

お隣の中国の「三国志」の魏志に、邪馬台国が記載されている。









ここ竹林寺天文台遺跡は発見された住居は4軒、

未発掘もあるだろうから数十人の集落と思える。














住居4軒、建物3棟、溝、土杭、

壺・甕などの土器、

サヌカイトの石器が出土し、

当時は銅器や鉄器も使用されていたそうだ。









つぎ・竹林寺天文台遺跡の現地説明会B



2015年12月13日