2015年10月14日   水曜日     姫路市   国宝・姫路城        
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明治維新で姫路城は私人に売り渡されたが、

城にとっては幸いにも国家がその後買い取った。


それが大日本帝国の陸軍第10師団の創設で、以後姫路は軍都として栄える。
















帝国陸軍が解体後、払下げして現在は病院や学校になっているが

本丸・二の丸・三の丸等、中心地は城跡として保存されている。

















陸軍跡としてもっとも保存がいいのが、現在の姫路市立美術館。


















姫路城が焼失を逃れたのは奇跡と言われる。

たしかに、奇跡としか言えないだろう。

















戦時中

姫路城の白壁はどうしたのだろう?



民家の白壁に墨を塗って黒くするように指導した軍が、

軍の所有する姫路城の白壁をほっとく訳にはいかない。



この事はちょっと気になっていたが、

姫路城の展示物コーナーに網で覆われた姫路城の写真と説明があった。






戦時中姫路城は「偽装網(ぎそうもう)」で天守閣を覆った。


父は姫路の師団当時、ここから偽装網のお城を眺めていたことになる。


















白鷺よりも白い白鷺城。


ちょうどこの頃、城内にある放送から

村田英雄の歌「白鷺の城」が流れてきた。

















池田輝政の築城当時と同じ輝き、

漆喰といい、形といい、文句なしの美しさ。



















動物園横の内堀から見る水鏡の天守閣。




















桜門前から姫路城天守閣を見る。



















大手門から「三の丸広場」に入る。



















この広い三の丸広場は2015年3月26日のイベントでは入場がストップされ、えいちゃんは入れなかった。




今朝はごらんのようにまばら。この時、午前9時12分。
















ゆっくりと菱の門に向かおう。


















姫路城の天守閣は午前9時にオープンする。

キップ売り場に行く人たち。
















この程度の人の数。

でも平日とはいえ、観光バスが着きはじめる10時頃からは入城キップも列ができるはずだ。







ところで、

姫路城の入城料は安くない。大人1000円。



払う時は高いと思ったが、城から出る時は(コンクリートの博物館天守の料金を思うと)高いという感じは無くなっていた。




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2015年10月22日