映画・北国の街は当時流行した歌謡映画。
青春歌謡映画とも言えるが、
えいちゃんに言わせると青春純愛映画。
それと同時に、鉄道映画。
鉄道ファン
しかもＳＬファンなら必見の蒸気機関車が重要な舞台となった映画。
主人公の男女二人はＳＬ車内で出会い、お互いを意識し始める。
♪ ちいさな花を ひろった指と
ほのかに恥らい 見あげた顔に・・・・
国鉄の飯山線と、飯山の街を背景にした映画で、
季節は冬。
街も山も雪で覆われ、ヒロインの名は「雪子」。
雪子を演じるのは和泉雅子で、
数多く出演した映画でも、この映画がいちばん可憐で美しい。
えいちゃんがこの映画を見たのは笠岡セントラル劇場だった。
このラブシーンの時
すっかり動揺・興奮して
どうしていいかわからなかった。
（別に何もどうもしなくくていいのだけど）
そのくらい、二人のラブシーンは強烈な衝撃を受けた。
でも、やっぱし
映画だから
最後は別れ別れになって
歌謡曲が流れて終わる、という決まったパターンで「おしまい」。
20年ほど前、福山駅前のパソコン本屋で見つけて買った。
今はＤＶＤでもあり、レンタル店の棚にもある。
あの時代を映像化し、それが今でも見ることが出来る。その面だけでも価値があると思うが、
えいちゃんのように想い出の映画として観ると、尚更貴重な作品だ。
つぎ・「北国の街」ロケ地・長野県飯山市
