2015年1月11日 日曜日 | 笠岡 | ![]() |
井原 | |||
井原市七日市町 井原線井原駅 | 9:10〜9:46 | 10:20〜11:04 | ||||
井原線ワンコインデー |
今日は毎年恒例の井原線ワンコインデー 。
このバスは嫁いらず観音への送迎バス。たぶん無料。
井原駅の構内では糸車を実演していた。
明治の初め頃までの日本では
畑に綿の木を植える。
綿を採る。
綿と種を分ける。
綿を糸にする。
(紺屋で染める)
糸から機を織って布にする。
布を裁縫して着物にする。
それをどこの家でも行っていた。
えいちゃんが以前母に畑の綿に聞いたら
綿は打ってもらって、ふとんや着物(ちゃんちゃんこのような冬物)に使っていたそうだ。
母は、母(祖母)が糸車で糸をつむいでいた事を見たことがあるそうだ。
明治になって、紡績工場が出来ると
綿はインドやアメリカや中国から輸入したものを使っている。
日本で栽培した綿はほそぼそと家庭用でつづいたようだ。
江戸時代や明治の人も、自作の糸は太かったり細かったりばらついていたようだ。
こちらは蚕。
養蚕業は明治に始まり、井原市では昭和30年頃まで
(笠岡市では昭和15年頃まで)つづいていた。
農家にとっては、米と並ぶくらい重要な養蚕だった。
養蚕農家の繭はすべて製糸会社に収めていたが、
繭相場の変動が大きすぎて、たいへん不安定な業であったようだ。
いとまきまき いとまきまきひいてひいて トントントン♪
子供の機織り。
駅構内では糸車の実演の他
食べ物も販売。
駅前広場も食べ物。
それなりに賑やかな井原駅前広場だった。
この後で、
高屋駅に行き「華鴒大塚美術館」に入る予定だったが、
ワンコインも使わず、乗ることも無く井原から帰った。
2015年1月17日