2015年1月10日 土曜日 | 吉備津神社 | ![]() |
最上稲荷 | ![]() |
奥ノ院 | ![]() |
総社宮 | ![]() |
五重塔 | ||
岡山市北区高松 JR備中高松駅〜吉備高原自転車道 | 8:25 | 10:20 | 11:20 | 13:30 | 14:30 |
最上稲荷の赤い大鳥居。
高松の大動脈である国道180号線とJR吉備線↑↓。
備中高松駅近くの町並み。
かつては
広島の西条農・岡山の高松農、と称された「高松農業高校」。
高松農高の校門の向かい側には「地蔵院」という寺院がある。
地蔵院の本堂の屋根。
装飾が凝っていて、国道からも目立つほど。
国道180号線とJR備中高松駅。
高松駅のホームには「高松城」がある。たぶん最近できたのだろう。
高松駅のホーム。
今日は元あった「中国鉄道稲荷山線」を探索する。
「中国鉄道稲荷山線」は、ここ高松駅から最上稲荷まで2.4キロ営業していた。
「城跡道踏切」から見る高松駅。
写真左側がふくらんでいる、そこが稲荷山線のレール跡なのだろうか?
ここも廃線跡。
所有者は不明。
その地点を過ぎると、
快適なサイクリングロードが終点近くまでつづく。
それが「吉備高原自転車道」であり、元「中国鉄道・稲荷山線」。
ウイキペディアによれば
「備中高松駅 (0.0km) - 平山停留場(約1.5km) - 稲荷山駅 (2.4km)
終点稲荷山駅から徒歩で中国稲荷山鋼索鉄道に連絡していた。
当初はこの路線のみ762mm軌間であったが、のちに吉備線と直通できるよう1067mmに改軌されている。
国有化時に吉備線の一部として廃止された。」
以下ウイキペディア
より借用する。
1911年(明治44年)5月1日:稲荷山線 稲荷駅 - 稲荷山駅間(1.5M≒2.41km)が開業。
平山停留場・稲荷山駅が開業。
1912年(明治45年)4月1日:稲荷山線 平山停留場が廃止。
1931年(昭和6年)2月9日:稲荷駅が備中高松駅に改称。
1944年(昭和19年) 1月10日:稲荷山線 備中高松駅 - 稲荷山駅間休止。
6月1日:中国鉄道の鉄道部門が国有化され、
吉備線となる
(中国鉄道はバス事業者の中鉄バスとして現存)。
休止中の稲荷山線 (2.4km) が廃止。
要約すると、
私鉄・中国鉄道が明治44年に稲荷山線を開通・営業した。
戦時中、国鉄が買収と同時に廃線した。
その目的は?
レールが目的だった。
線路のレールを持ち去り、溶かして、砲や軍艦などの武器に使う。
国への金属類供出となった。
現在の駐車場付近が終点・稲荷山駅だったようだ。
今は平和な吉備路のサイクリングロード(の一部)だが、
戦争によって物の玉砕とも言える、悲しい歴史が秘められている。
2015年1月12日