2014年7月23日   水曜日   龍頭の滝    四段の滝   岩屋権現
福山市山野町   「山野峡」 10:47〜13:27



暑い日がつづく、滝に行ってひんやり気分を味わおう。

どこの滝に行くかな?



新見の井倉洞は遠いし、

井原の道祖渓や鳴滝渓はしょっちゅう行ってるしなあ。






道が狭いのが難点だが数年ぶりに「山野峡」に行くことにした。


ただし、更に道が狭くなるキャンプ場・猿鳴峡には行かない。(ついでながら、猿鳴峡への県道は崖崩れで通行止めだった)






龍頭の滝の駐車場に着いた。



駐車場は工事用の大型車両とトラック、それにその仕事で来た様子の乗用車が一台ある。



つまり

滝見物の人は、えいちゃん以外誰も来てないようだ。


それに写真でも、いくらかわかるが駐車場の舗装の上には青苔が育っている。





一年で、一番滝見物の観光客やハイキングの人が多いであろう夏休みの猛暑日がこれでは・・・・・

あの名瀑「竜頭の滝」は、観光地としての役目を終えたのだろうか?









そう思いながら滝の入口まで行った。


周囲の緑や川音、すべてが心地よい自然だった。













しかし、

滝の入口の標識やバスの待合所は、それを利用しなくなって相当の年数が経っているようだ。













電信柱にくくりつけられた「車両進入禁止」の金属看板の古さは、もはや


道路標識をとおりこして「骨董品」だ。













これが「龍頭山荘」。

廃業して数年が経っている感じだ。













道路の右沿いに石碑がある、

興譲館の初代館長・阪谷朗廬の碑文だ。





この頃になると


もう


今日は行きも帰りも誰一人、竜頭の滝で合う人はいない、という事が確信できた。(結果もそうだった)









この橋から舗装道から自然道になる。













水音は心地よく、

森林浴のマイナスイオンはたっぷりの道。















水音は流れが急で、大きくなったり














独特の渓流の水色を見せていた。













滝への道は、ちょっと狭く

渓流からは高さがあり気が抜けない。




岩には苔が生えていっそう涼しさを感じた。












気になることは

やっぱしハミだな。

それに湿気があり道は滑り易い。














「滝まで100m」まで来た。












滝壺に落ちる音が聞こえる。

水しぶきも見えてきた。



















じゃーーーーーーーーー。

ええ音だわ。











龍頭の滝を貸し切り。















音も、水も、色も、しぶきも、・・・みないい。

貸し切り鑑賞に、うっとり。















滝壺を半周する。















どの位置から見ても素晴らしい。

落差は60m。






















すばらしい竜頭の滝だった。


次は「四段の滝」に行こう。






つぎ・四段の滝



2014年7月24日