2013年6月30日 日曜日 | 藤戸 | ![]() |
鴨方 | |
倉敷市藤戸町 藤戸寺・ 沙羅の花を観る会 | 8:48〜11:38 | 13:19〜13:42 |
行基によって天平時代に創建された「藤戸寺」。
その後、源平の戦い「藤戸の先陣」で功名の佐々木盛綱が修復した藤戸寺。
今日は「沙羅の花を観る会」。
倉敷や岡山から花の鑑賞に次々に訪れ、臨時駐車場も設けて対応中。
もっとも有名な花の一つで、もっとも見慣れない花。沙羅双樹。
盛者必滅の色とは、どんな色だろう?
会費300円を払うと庭園の間に通された。
そこでは(たぶん高名な)先生か僧侶の方が講義をしていた。
えいちゃんは講義を聞きに来たのでなく、
花を見にきた、きょろきょろできないので退散。
受付でいただいた団扇。
有名な名文も、”風の前の塵に同じ”が何故か気になる年齢になった。
団扇に描かれた沙羅の花と、手水鉢に浮かんだ沙羅の花。
沙羅双樹は「一日花」で、
朝に咲き夕に落ちる。
それが盛者必滅に通じるという。
境内では花市。
「沙羅の木もあるよ」と植木のおばさん、笠岡の大仙さんにも市を出しているそうだ。
「盛者必滅の色」とは白い色。
これが沙羅双樹の花。
原産国はインドで、花を咲かすのは難しい管理が必要のようだ。
藤戸寺から去る。
せっかく平家物語の世界のほんの一部に触れたから、今日は「笹無山」まで行ってみよう。
源平の藤戸合戦、
水軍を持たない源氏は馬で渡るしか方法はなかった。
海峡の幅は500m、
海を渡る先陣・佐々木盛綱の雄姿の像。
経ヶ島。
佐々木盛綱の功名の裏で、斬捨てられた若者の塚。
2013年7月2日