2013年3月1日    金曜日

去年の11月頃にネット中に、東映が新たなDVDの製作の予約をしているのを知った。

それで即予約をして発売を待っていた。

商品は2月の末に届いた。


そのDVDを見た。





これが「十七歳のこの胸に」のDVD。



なつかしの青春歌謡映画だが、えいちゃんは見たことが無い。

見たかったけど、

貧しかったからね、そのころの日本は。








舞台は鹿児島。

(映画は鹿児島県の観光映画を兼ねるかのように名所ロケが多い)





開聞岳を背景に西郷輝彦と本間千代子。

チョコちゃんは大根手にしてぼりぼり。








長崎鼻の二人。











「チャペルにつづく白い道」を歩く二人。













チョコちゃんの家は母子家庭。

母は指宿温泉の砂風呂の雇用人。



母親役はブギの女王笠置シヅ子。、









西郷の家は名門の大金持ち。




父は、後年は水戸黄門が専門になった東野英次郎。

母親は、浅草の匂がする沢村貞子。










結核療養中の乙女は園マリ。




病気の園まりが夢見るのは

恋人二人が湖でボートをこぐ姿。









園まりを元気づけようとボートを漕ぐ二人。










ボートで休む二人。











池田湖で開聞岳を背に語る二人。













桜島フェリーに乗る二人。












桜島の溶岩道路も見せる。













学校を追われ東京へ逃げるように出た二人。












赤坂見附のホテル・ニューオータニ。




東京で最も高いビルで、最も巨大なホテルだった。

東京タワーと並ぶ名所。






その頃の東京八重洲。









東京駅で別れる二人

しっかりと握手する。









最初も最後も開聞岳と長崎鼻。






脚本はたわいもないものだった。



鹿児島のシーンはどれもきれいであったが、

鹿児島県人が見て喜ぶかといえば、そうでない面もある。





露骨な差別が平然と映画で行なわれていた。







この映画から数年後、

社会人となったえいちゃんは鹿児島に赴任した。


映画に出る差別のようなものは、もちろん存在していなかった。


     



つぎ・東映「あの雲に歌おう」NEXT



2013年3月1日