2012年11月6日   火曜日  12:30頃
小田郡矢掛町小田  「山ノ上 ほし柿の里」



吊るし柿で有名な(?)山ノ上に来た。




今は「干し柿の里」として売出し中。







山ノ上地区は名の通り山の上にある。









山の上であるからには野生の動物も豊富。


これは「猿」の仕掛け。



この檻から1分も経たないうちに野生の猿が二匹見えた。

猿は道路近くをのっそりと歩いていた。







この網のネットはイノシシ避けだろうか?

地面近くに青いテープが並んでいるが、あれは何の目的だろう。












ビニールハウス内の吊るし柿。

ハウス内はストーブもあるし扇風機もある。







イメージとしては↓このように、軒下に吊るしたのが日本的な風景だが





自給用でなく商売となれば


吊るすビニールハウスの他に専用の吊るし倉庫が必要になってくる。




いちばん新聞などによく出る吊るし柿↑。今日は量が少ないな。








山ノ上の常夜灯。

これは矢掛町指定文化財。浪形岩でつくった常夜灯。










これは元消防倉庫。半鐘もまだ吊ったまま。












この常夜灯ににたような石の塔はなんだろう。

常夜灯の灯り部分は、奉安殿に似た扉付。昭和18年の文字が読めたから、そういう可能性もある。












昼時だったが軽トラに柿をいっぱい積んで帰る農家もみられた。










地形と気候に恵まれた山ノ上。










小さな渋柿の「玉のすだれ」。













よその村では鳥のエサに成る柿の実。

ここ山ノ上ではすべて収穫される。











収穫され、皮をむがれ、縄に通して、吊られる。












一家で葉タバコの乾燥小屋を三棟を持つほど盛んだった、山ノ上。


今はこのように柿の村。












柿の木にはハシゴ。

柿の実は昔、先を割った竹の棒で取っていたが

今はアルミの頑丈そうな棒だ。




場所は高いし、実は多い。


正月頃に商品として出荷するまで、長くて結構重労働がつづく。



つぎ・井原市稗原町NEXT



2012年11月8日