2012年10月16日 火曜日 | 蔵王P | ![]() |
りんりんパークー | ![]() |
「西条まつり」 | ![]() |
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愛媛県西条市 「神風特攻記念館」 | 9:25 | 12:14〜13:40 | 13:52〜18:40 | 21:20 | ||||
愛トラベル福山支店 「四国3大祭り 愛媛西条まつり 豪華絢爛日本一だんじり 圧巻の80台勢揃い」 |
アクアトピアを見たのでお祭りの会場へ行く。
国道11号線加茂川橋西詰、ここが交通の中心点。
加茂川橋の土手を「川入り」の会場方向へ進む。
ところで、今日のえいちゃんには
このツアーで西条にきたついでに二つ見ておきたい場所があった。
一つは「西条陣屋跡」
も一つは「神風特攻記念館」
この二つはお祭りを見る時間を削ってでも見に行こうと決めていた。
広いお旅所。その一角に神社があり、その神社に「神風特攻記念館」がある。
この青い色の石碑。
「関行男慰霊碑」。
故・海軍中佐となっているが
関行男中佐とは、西条市の出身で旧制西条中学から海軍兵学校に学んだ俊英でありエリートであった人。
23才の時にフィリピンにて神風特攻隊員として出撃、突入して死亡。
大尉であったが二階級特進して中佐となった。
碑の玉垣には関中佐と同時に戦死した5名の名が彫られている。
5名は”五軍神”となっている。
碑を建立した旧海軍関係者の氏名がずらりとならぶ。
爆弾の形をしたものは「250kg爆弾」と呼ばれ神風特攻機が装置していたもの。
碑の書は当時の県知事・白石春樹で、裏側には源田実の碑文がある。
ひたすら褒め称え
人類六千年の快挙と唱えている。
これは関中佐の歌。一番から六番まである。
このての歌詞は読まなくても想像がつく。
碑の奥に「神風特攻記念館」はある。
戸を開けようとしたが、開かなかった。
雰囲気がなんとなく経常的に閉まっているように感じて諦めたが、左に見えるチャイムを押した方がよかったのかも知れない。
「神社境内の構造物」の一覧がある。
戦死した関中佐は第二次大戦の”特攻”第一号で、世界最初の自爆攻撃と認定されているそうだ。
「世界最初」「軍神」であろうと、今の西条市民は関中佐の事も記念館が存在することも知らない。
かつて父や母の時代に戦争があり、その苦難のあとで平和と繁栄があり、現在がある。
そういう面で父母の世代に感謝の念はある。
しかし、↑いちばん左に書かれてあるように
「日本が世界に誇る・・・・・」などとは思ったことはない。思うはずがない。
西条市民が知らないのは、当然であろうと思った。
2012年10月18日