2012年8月4日 土曜日 午前8:06〜10:10
笠岡市入江・横島・西大島新田・西大島 浅口郡里庄町浜中
笠岡東公民館の「ふるさと探訪」を手にして、そのうちの入江・横島周辺をまわろう。
車をカブトガニ博物館の駐車場に置いて出発。
「吉兵衛新田東防潮堤」、
大殿洲と横島をつなぐ東堤防。
1846年頃完成。
以後塩田や養殖施設や水産試験場や青年研修施設などを経て「カブトガニ博物館」となっている。
入江漁港を大島側に行く。
橋の手前に記念碑等が並ぶ。
高いのが長野士郎県知事による鳥越新兵衛の記念碑。右は「宮島さま」。宮島さまの左には地神が建つ。
今立川が海となる地点で、入江の玄関場所でもあったところ。
「宮島さま」から見る瀬戸内海。
真鍋島・北木島・紫雲出山などが見えている。
「横島入江新田東樋門跡」、大正5年改修の文字が残る。平成6年(1994)まで使用されたそうだ。
写真右に五角形の地神が建っている。正面の墓地の小山が「竹ヶ端観音堂」。
では観音堂に登って行こう。
途中から見下ろす樋門跡や宮島さま。
観音堂の宝篋印塔越しに見る、
大殿洲・小殿洲・孫殿洲。
観音堂と墓地は一体になっている、お墓の中に「鳥越新兵衛の墓」。
鳥越新兵衛は矢掛本堀の人で、十数年をかけて「西大島新田」と「入江新田」を造成した。
半生を捧げた新田を見下ろす墓は、これ以上ないほどふさわしい。
観音堂墓地から下りる。
これより今立川を両郡橋まで遡行する。
土手道が河川”公園”となっている!
四尋山と御嶽山。
今立川を悠々と泳ぐヌートリア。
右・今立川、左・笠岡工業高。
青い今立川の水↑が、両郡橋近くなると水量が減り川底状態↓。
両郡橋のうえから見る下流側。左が大島の山で、右が神島の山となる。
浅口郡と小田郡をつなぐ「両郡橋」。
笠岡市には「両国橋」もある。備後国と備中国を架けたJFEの企業専用橋。新旧2本ある。
両郡橋東詰めにある「南無阿弥陀仏」碑と牛の供養塔が三基。
南無阿弥陀仏は洪水の被害者の供養だそう。
2012年8月5日