2012年7月2日 月曜日 午前10:23〜11:49
小田郡矢掛町小田〜笠岡市甲弩
共栄橋を渡る。
これより矢掛町から笠岡市になる。
笠岡市甲弩の辻。
小田川の土手を辻から北畑へ。
笠岡市唯一の流れ橋・北畑橋。
前日は相当の雨量だったが、橋は流されていなかった。
北畑橋の土手下には「本林寺」がある。
本林寺付近の土手に牛塚などが並んでいる。
牛は死ぬまでは飼わないはずだが・・・・・老牛は、肉牛として売るので・・・・?
その疑問があった。
ちょうど軽トラで田んぼに着いた老農夫にその事を尋ねた。
以下は老農夫の話。
牛が死ぬことについて・・・・牛も流行病で死ぬことがあった。獣医への依頼が遅く手当が遅れて死ぬこともあった。
牛供養塔・牛塚について・・・死んだ事で建てることもあるが、(耕作の神の扱いで)神社で拝んでもらい、それで建てることもある。
牛塚が多い事について・・・北川地区は田が多く、田が広い。牛の数が他地区より絶対数が多かった。
建てる人・・・個人で建つことはなく、数軒共同で建てていた。戦中から戦後は共同作業をしていたので、その単位だった。
だいたい、こういう話であった。
それに、たしかに水田が多い地区には牛塚が多い。
甲弩皿出地区の田んぼ。
田植え後の「ごんどう」作業のように見えるが、ごんどうは直進だから違うかもしれない。
皿出にある自然石の常夜灯。
この常夜灯の宝珠は日本一と言えるほどの”自然石”振りだ。
その左隣の五角形の「地神」は天明に建った彫が読めた。
2012年7月3日