2012年5月11日   金曜日  14:25〜15:30
平戸市生月島  


えいちゃん子供の頃の食事と言えば、ママカリと鯨が定番だった。


ママカリは(隣家が漁業で)大量にもらい、焼く・揚げる・酢漬け、それで毎日朝晩。

鯨は魚屋で一番安いので大きな塊の肉を買って、主に揚げ物で食べていた。ところが安いので学校給食でも鯨。


いつもママカリとクジラ肉を食べていたような記憶がある。







生月島の大バエの近くに御崎浦(みさきうら)という漁港がある。












港の背後には島四国の霊場、田んぼもある。










田んぼはすぐに棚田となり、長く守られた石垣が美しく感じる。












ところで、

この御崎浦はかつて日本最大規模のクジラの基地があった漁港。



「益富捕鯨納屋場跡の碑」。







益富とは益富組のことで、鯨を捕る・加工する組だった。

捕鯨納屋とは鯨を解体して油や肉、その他に分る工場小屋。













全盛期には2000〜3000人の漁師と加工する人が住んでいたそうだ。









江戸時代の古式漁法の捕鯨で栄え、明治中期には捕鯨は無くなったそうだ。









港に寄ってみたが、コンクリートの防波堤や現代の砂浜公園化して、当時をしのぶことはできなかった。




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8:30発    10:15〜13:00    13:40頃    14:25頃      15:30頃    17:00頃    16:20 




2012年5月16日